快適で安全な住環境を構成しているのは住居の中だけとは限りません。
隣近所との関係を保つことも、住環境の一部なのです。
よりよい関係づくりの手始めとして、引っ越し時の挨拶はその日のうちに済ませるべきです。
必ず、何か手土産を持って訪ねることが大事です。
長々と訪問する必要はありませんから良い印象が伝わるようにしましょう。
どんな人間関係も、第一印象で決まります。
転勤が多いので、他の人より引っ越しの経験は多いのですが、経験を重ねてきた者として、一つ言っておきたいです。
「壊れる心配のある大事なものは、他人に任せたりしないこと」。
忘れもしない、初めての引っ越しの時、食器がいくつか、ヒビを入れていたのでした。
それが実は自作の皿で、大事にしてきたものでしたら、ショックは大きかったです。
ただ、値段のつくようなものではないので文句をつけたりはしませんでした。
これから先の引っ越しでは、繊細な工芸品などは必ず、自分で運ぶようにしているのです。
引っ越しをするに伴い、煩雑な手続きもついて回ることになりますが、まずは、ライフラインの準備が必須ですし、その中でも水道は、とにかく水洗トイレが使えるようになりますし引っ越し前から新居に出入りするなら、大変重要です。
水はいつ頃使えるようになっているとベストかというと、これは、転居当日に近づくと、何しろ忙しくなってまうので避けます。
そしてちょっと念入りに、越してくる日から逆算して、一週間くらい前に使えるようにしておくことができれば、安心です。
引っ越しを業者に依頼する場合、日程など、引っ越しの大まかな内容が決まったところで、一社、あるいは複数の業者に見積もりを依頼し、こちらが納得いく結果を得られたところで今後の作業を正式に依頼します。
費用を節約するため、ご自分で荷造りを進めるお考えなら、梱包材は業者が用意しているので、それを使って準備を進めておきます。
いよいよ引っ越すときには、作業については業者に任せておけばスムーズに進みます。
新しい家に引っ越しが済んで、新住所での生活をスタートさせるなら運転免許証に記載されている古い住所も、変更の手続きをしましょう。
ほとんど車に乗らないから、次の免許更新の時が来るまで免許証の住所記載は変えなくても構わない、という人もおられますが、運転時の携行義務以外にも、免許証を使う機会というのは意外と多いです。
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携帯電話の新規利用を申し込んだり、機種変更をする場合に常に携行していることの多い運転免許証は、本人確認書類としては優秀です。
銀行口座を作る時も必要になったりしますし、役所の手続きなどで必要なこともあります。
因みに、住所変更で免許証が再発行されるわけではなく、裏面に新住所が新たに記載される形です。
時間もそうかかりませんし、早めに済ませておいた方が面倒がなさそうです。
今の家に私たちが引っ越したとき、1歳になる子供と一緒でした。
こんな幼い子供でも新しい環境に慣れるまでの間、勝手が違うことに戸惑っているようでした。
引っ越しを機会に、たくさんあった子供のものももう使わないものを片付けていきました。
片付けを進めているうちに母子手帳の今までのところを読んでみたんですが、なんだか懐かしく思いました。
転居するのが好き、という方でなければ、人生の中でも、引っ越しというのは一つのターニングポイントになるかもしれませんが、かなり厄介なトラブルも十分考えられるのです。
引っ越し当日はみんな忙しいのに、いろいろな仕事が集中したときに予期せぬトラブルが起きてしまうと、全体の予定が狂ってしまうこともあるので予定を先取りするくらいのつもりで、準備を進めておくべきです。